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ツィンマーマン先生の集中講義

ツィンマーマン先生の集中講義 published on

今年度、本学教授として来日中のツィンマーマン先生が以下の2つの集中講義を担当されます。
受講をご希望の学生は、各自それぞれの期日までにTWINSにて履修登録をしてください。
本学以外の御所属で受講をご希望の方は、志田(shida.taisei.fw [at] u.tsukuba.ac.jp)までご連絡ください。

宗教学Ⅳ(4)B(02DBM16)
“The Morally Good Life: Ethics and Spiritual Advancement in the Buddhist Traditions”

ミヒャエル・ツィンマーマン先生
(Michael Zimmermann, 筑波大学/ハンブルク大学 教授)

日程:10月6日(木)~10月7日(金)
場所:人文・社会学系棟A823(会議室)
時間:10:10~18:00

※ 予備知識不要です。参加者には事前に資料を配布する予定です。
※ 講義は英語で行われます。
※ 履修希望者は10月6日(木)までにTWINSで履修申請を行って下さい。

宗教学Ⅳ演習(4)B(02DBM18)
(サンスクリット語文献の講読)
“Ethics in the Kṣāntipaṭala and the Śīlapaṭala of the Bodhisattvabhūmi

ミヒャエル・ツィンマーマン先生
(Michael Zimmermann, 筑波大学/ハンブルク大学 教授)

日程:10月13日(木)~10月14日(金)
場所:共同研究棟A410
時間:10:10~18:00

※ 講義は英語で行います。
※ 履修希望者は10月13日(木)までにTWINSで履修申請を行って下さい。

研究成果の発表(小坂有弘)

研究成果の発表(小坂有弘) published on

小坂有弘さんが、日本印度学仏教学会で研究成果を発表しました。

学会:日本印度学仏教学会
開催日:2016年9月3日(土)、4日(日)
 ※発表は、3日(土)に行われました。
場所:東京大学(本郷キャンパス)
題 目:『中論』23章におけるśubhāśubhaviparyāsāḥ解釈―チャンドラキールティの理解を中心として―

概 要:「顚倒の考察」(Viparyāsaparīkṣā / Phyin ci log brtag pa / 観顚倒品)という章題で知られる『中論』23章では冒頭の第一偈を含む、三つの偈でśubha(浄)とaśubha(不浄)とviparyāsa(顚倒)の三つの単語からなるśubhāśubhaviparyāsaという複合語が確認される。チャンドラキールティ(ca. 7C)に先行する『中論』註釈者とチャンドラキールティとの間にはこの語の解釈に異同が確認される。『無畏論』、『仏護註』、『般若灯論』において、諸註釈者たちはこの語をśubhaとaśubhaとのviparyāsa (sdug dang mi sdug pa’i phyin ci log)、と解釈する。一方、チャンドラキールティは『プラサンナパダー』において、この語をśubhaとaśubhaとviparyāsaという並列複合語として解釈しており、この複合語解釈にもとづいて23章全体を「煩悩」の無自性性を説く章として註釈する。彼のśubhāśubhaviparyāsa解釈を前提とした23章理解には章全体を統一的に理解しようとする意図があると考えられ、そこからは伝統的に伝えられてきた章題や先行する註釈者たちの理解にかならずしも左右されない彼の註釈態度がうかがわれる。

つくばグローバルサイエンスウィーク2016(TGSW2016)においてセッションを開催します

つくばグローバルサイエンスウィーク2016(TGSW2016)においてセッションを開催します published on

テーマ: “Innovative Thinking and Collaboration with Societies in the History of Buddhism and Christianity”

日時: 2016年9月18日(日) 9:15–13:00

会場: つくば国際会議場 Conference Room 401

言語: 英語

Program:

9:15–9:30: Chizuko Yoshimizu “Introduction”
9:30–10:00: Michael Zimmermann “New Applications of an Ancient Buddhist Ideal: Operationalizing Wisdom in Modern Therapy”
10:00–10:30: Christopher Jones “Cultures of Awakening: an Interpretation of Secular Buddhism in the West”
10:30–11:00 Arihiro Kosaka “Continuity and Discontinuity of Thought between Mahāyāna and pre-Mahāyāna Buddhism with a Special Focus on śūnyatā Theory”
11:00–11:15 Intermission
11:15–11:20 Naoki Kuwabara “Introduction to the second part”
11:20–11:50 Kazuhisa Takeda “The Confraternity System of the Jesuit-Guaraní Missions in South America (1609-1767): An Innovative Organization for Social Control”
11:50–12:20 M. Antoni J. Ucerler “Christian Books in the Edo Period: Prohibition & Circulation”
12:20–12:30 Intermission
12:30–13:00 Floor Discussion

プログラムと要旨集はここからダウンロードできます。

シンポジウム開催のお知らせ

シンポジウム開催のお知らせ published on

タイトル: “Pluralism in Mahāyāna Buddhism: Strategies of Demarcation, Inclusivism and Tolerance” [*大乗仏教における多元性 ー線引戦略、包括主義、寛容性ー]

日時: 2016年9月13–14日

9/13 10:00–18:30
9/14 10:15–17:00

場所: 筑波大学東京キャンパス120講義室(地下鉄丸ノ内線茗荷谷駅徒歩5分)

言語: 英語

9/13 (Yogācāra and Mādhyamika)
Organizer: Hidenori Sakuma

Akira Saito “Verbal Conceptualization in Nāgārjuna and Mādhyamika”
Hidenori Sakuma: “Verbal Conceptualization in Yogācāra”
Anne MacDonald: “Candrakirti’s Critique of Yogācāra in the Madhyamakāvatāra
Makoto Yoshimura: “Debate between Yogācāra and Mādhyamika as seen in the Chinese Materials”
Satoshi Hayashima: “Some Characteristics of Sthiramati’s Commentary in 大乗中観釈論”
Yasuhiro Ito: “Sthiramati’s tendency of thought in 大乗中観釈論”

Sept. 14 (Sūtras and tathāgatagarbha)
Chair: Chizuko Yoshimizu, Commentator: Norihisa Baba

Michael Zimmermann: Welcome and Introduction: “The Teachings on Buddha-nature in Indian Buddhism: On Pluralism, Inclusivism and Soteriological Radicalism”
Kenta Suzuki: “Pluralism in the Prajñāpāramitā-sūtras
Kazuo Kano: “Some Problems of Inclusivism Regarding Pragmatic Functions of the Buddha-nature Teachings”
Christopher V. Jones: “The Tathāgatagarbha as Ātman: Mahāyānist Doctrinal Expansionism”
Lee Youngjin: “Interpretation of the Notion of gotra by Ārya-Vimuktisena: Focusing on the Phrase ‘ṣaṇṇām pāramitānāṃ dharmatālakṣaṇo viśeṣaḥ’”
Sayaka Kishi: “Some Remarks on the Canonical Citation from the Ratnakūṭasūtra in the Sūtrālaṃkāravṛttibhāṣya
Takayasu Suzuki: “Nichiren and Sadāparibhūta”

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プログラムと要旨集はここからダウンロードできます。

研究成果の発表(志田泰盛)

研究成果の発表(志田泰盛) published on

本学の志田泰盛准教授の論文「択滅無為の粗大消滅的解釈の展開」が『哲学・思想論叢』第34号に掲載されました。

概 要:〈無為〉とよばれる集合、そしてその一要素としての〈択滅〉は初期仏教以来の仏教教理の術語の1つであり、それぞれ涅槃の異名とされている。仏教内部でも〈無為〉という集合の要素の数やその実在性をめぐっては多くの論争が確認できるものの〈択滅〉が涅槃を意味する点については概ね合意されている。しかし、この〈択滅〉を〈粗大消滅〉として、すなわち壷の破壊などの観察可能な物理的破壊として読み取るような、伝統的仏教説を逸脱する解釈が後代の文献に確認される。例えば Kamalaśīla(8C)や Sucaritamiśra(ca. 9–10C)の著作においてこの解釈が確認できることから、彼らの共通ソースであった Kumārila(ca. 6–7C)の Ślokavārttika の一節がその解釈の起点として推定できる。
本論考では、まず Ślokavārttika 音声論題章(śabdādhikaraṇa)の議論に焦点を当て、Kumārila が〈択滅〉を〈知を前提とする消滅〉と換言している点で、Ślokavārttika の議論が〈択滅〉を〈粗大消滅〉と解釈する流れの起点となりうることを確認する。また、この解釈への傾向を強める要素として、Śāntarakṣita が Tattvasaṃgraha において Ślokavārttika の文言を圧縮的に引用する点が挙げられる。さらに Sucaritamiśra がこの解釈を一歩進めて、〈択滅〉と〈粗大消滅〉とを同置する論述を確認する。

研究成果の発表(佐藤晃)

研究成果の発表(佐藤晃) published on

研究員の佐藤晃さんが、国際学会で研究成果を発表しました。

学会:The International workshop on “Bhaaviveka and Satyadvaya”

開催日:2016年5月28日(土)、29日(日)
 ※発表は、29日(日)に行いました。

場所:龍谷大学

題 目:Kamalaśīla’s Interpretation of Satyadvaya and the Proofs on the Absence of Intrinsic Nature

概 要:8世紀後半の後期中観派の学匠カマラシーラは、主著Madhyamakālokaにおいて五種の無自性性論証を提示する。本発表では、彼が如何なる意図をもってそれらの論証を整理しているのか、という点について、彼の二諦説解釈を踏まえ、考察を行った。特に、第三論証(縁起性に基づく無自性性論証)の遍充関係の確定に関して、第四論証(四極端不生性に基づく無自性性論証)の主題所属性の議論の一部が寄与している点を指摘した。これにより、カマラシーラが複数の論証を如何に整理しているのか、ということに関する一つの方向性を提示した。

ミヒャエル・ツィンマーマン先生の来日決定

ミヒャエル・ツィンマーマン先生の来日決定 published on

ツィンマーマン先生の今年度1回目の来日が9月1日〜10月19日に決定しました。この期間中、筑波大学で教育・研究にあたられるほか、次の学会等に参加され、講演を行います。
9月3〜4日 日本印度学仏教学会大会(東京大学)
 9月13〜14日 シンポジウム ”Pluralism in Mahāyāna Buddhism” (筑波大学東京キャンパス)
 9月17〜19日 つくばグローバルサイエンスウィーク (http://www.kokuren.tsukuba.ac.jp/TGSW2016/)

シンポジウムの詳細は追ってお知らせいたします。

研究成果の出版(アイザクソン先生)

研究成果の出版(アイザクソン先生) published on

ハルナガ•アイザクソン先生の共著が出版されました。
現存するもっとも古い(5世紀頃の)ヒンドゥー教シヴァ派の聖典を、手書きのサンスクリット語写本を解読してテキスト化し、詳しい註をつけて翻訳したものです。世界トップレベルのインド学研究者によるコラボレーションです。内容は主に宗教儀礼、瞑想などの修行方法です。ヒンドゥー教の発展を知る上で重要な資料になります。

The Niśvāsatattvasaṃhitā: The Earliest Surviving Saiva Tantra: Volume 1: A Critical Edition & Annotated Translation of the Mūlasutra, Uttarasūtra & Nayasūtra

Edited by Dominic GOODALL in collaboration with Alexis SANDERSON & Harunaga ISAACSON with contributions of Nirajan KAFLE, Diwakar ACHARYA & others.
Pondicherry Centre of the EFEO, 2015.
Hardcover: 662 pages
Publisher: Institut Francais de Pondichery; 1st edition (2015)
Language: English
ISBN-10: 8184702051
ISBN-13: 978-8184702057

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インド密教文献研究会のおしらせ

インド密教文献研究会のおしらせ published on

インド密教文献研究会を開催いたします。

■インド密教文献研究会

・日時: 3月3日(木)、3月4日(金)、10:30〜16:00
・筑波大学人文社会系棟 A102
・テキスト: Rāmapāla’s Sekanirdeśapañjikā ad Maitreyanātha’s Sekanirdeśa, ed. by Harunaga Isaacson & Francesco Sferra,pp. 165–173.(テキスト冒頭から第3詩節の直前までの箇所で、特にsākāravāda/nirākāravādaやpramāṇaに関係する箇所を読解します)

参加をご希望の方は志田(shida.taisei.fw [at] u.tsukuba.ac.jp)までご連絡ください。
該当箇所の資料は参加希望者にお送りいたします。

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